仮性包茎の金額は保険適用外であることに注意!

仮性包茎の治療に保険が適用されない理由

泌尿器科や包茎専門クリニックで仮性包茎の治療を受ける場合に注意しなければならない点の一つは、健康保険の適用対象外であることです。
したがって、高い金額になる仮性包茎の治療費は全額患者自身で負担することになります。

仮性包茎の治療が保険の適用外である理由は、一言で述べれば日常生活に支障をきたすほどの症状にはならないためです。
仮性包茎の人は、カントン包茎のように包皮をむいても腫れたり痛みが生じたりすることはなく、ほぼ問題なく包皮の中の亀頭などを洗うことができます。
健康保険は、そのまま放置すると日常生活をおくる際に困難が生じる可能性がある疾病に対して、実績や安全面などから厚生労働省で認められている方法で治療を行う場合に適用されます。
仮性包茎の治療法にはたくさんの実績があるものが少なくありませんが、日常生活への影響という点で条件を満たしていないため、すべて自費診療となります。
包茎の治療で保険が適用できる可能性があるのは、カントン包茎と真性包茎です。

分割払いなどの支払い方法で金銭的な負担を軽くしよう

高い金額になる仮性包茎の治療費は、現金一括で支払おうとするとそれなりに大きな負担になります。
もし、この大きな負担をできるだけ避けたいのであれば、分割払いを選ぶと良いです。
今日では、包茎手術を行う医療機関の多くが、クレジットカードか医療ローンによる支払いを選べるようにしており、審査により信販会社から承認を得られれば、毎月少しずつ支払っていくことができるようになり、家計への影響を抑えられます。

クレジットカード決済と医療ローンでは、後者の方が分割回数を多くして、毎回の支払金額を減らすことができます。
ただし、支払いが長期になると金利手数料を多く支払わなければならなくなるため、総支払金額は増えるという点には注意が必要です。
患者本人の家計の状況や必要資金の集まり具合によっては、分割回数を少なめにした方が良いことがあります。
また、頭金をたくさん用意して、ローンの部分を減らす方法も、金銭面の負担を軽くするのに有効です。

まとめ

医療機関から請求される仮性包茎の手術代は高い金額になりますが、健康保険の適用対象外であるため、請求された費用はすべて患者本人が負担しなければなりません。
現金一括払いをしようとすると家計への影響は大きくなりますが、クレジットカード決済や医療ローンによる支払いを選択し、毎月少しずつ払い込む形にすることで影響は抑えられます。
ただし、分割回数を増やして支払期間を長くするほど、金利手数料の総額が増える分、総支払額も増えるので注意が必要です。

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